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電子化される会計 クレジットカードも使ってなんぼ

      2016/09/25


クレジットカードをあなたはどのように使っているだろうか。

クレジットカードについてはデメリットばかりが語られるばかりで、会計の簡便さ、家計簿の付けやすさといったメリットが語られることはほとんどない。

実際のところ、クレジットカードというものはきちんと管理すれば非常に便利だ。
どこでどれだけ使ったかがログに残るし、会計もカードを出してサインするだけで良い。

使い過ぎる可能性があるのなら口座に使う予定の分を入れておけば問題なく、ちょっと工夫するだけで対策がとれてしまう。
使った額、日にち、場所が残るので家計簿への記録も容易で、データで管理したい筆者からすれば大変助かる。

他にもポイントなどメリットは山ほどあるが、あげるとキリがないのでここでは省略する。

クレジットカードのデメリットを恐れて使わないという人は多いが、車と同じで使わないと覚えないというのが現実である。

使い方を覚えた人は会計ミスのリスクをなくせるし、海外でも普通に買い物出来たりポイントがついたりと使えない人との差はどんどん開いていく。

クレジットカードはその名の通り信用を表すカードであり、お金と変わらない。
一時的に無利子でお金を借りていると考えればよく、使い方には十分気をつけなければならない。

そのためお金の使い方が下手な人はすぐに自己破産してしまうし、上手な人は滞納することもない。
お金の使い方がそのまま出ると言っても過言ではないのである。

 

お金の使い方が身についているかどうか

世の中ではよく「お金は人を変える」と言われるが、実際のところ本質的な部分までは変えない。

大金を手にしたとしても使う方向は変わらないというのが真実であり、普段無駄遣いしない人がいきなり消費しまくるなんてことはないのだ。

あくまでも使い方が「比例」して大きくなるのであり、大金をすぐに使い果たすというのは元々の浪費癖が出たにすぎない。
クレジットカードについても同じで、カードで破産する人というのはカードがなくてもすぐにお金がなくなる。

普段からお金を何に使うか考えなければ、延々とお金を消費するばかりである。
お金を借りる癖が付いている人は、収入が上がったところで借金がなくなるということはない。

逆にお金の扱いが上手い人は少ないお金でもやりくりするし、お金がないならないなりに工夫する。
借金で嗜好品を買うなんてことはもってのほかだ。

何にお金を使うのか、その商品は本当に必要か、どこにいくら使ったのか。お金の使い方が上手な人はこれらのことに敏感である。

もっと言えば、お金持ちは「投資」をし、貧乏人は「消費」をするのである。

投資で消えたお金は資産となって後の収入に繋がったり人間関係を広げたりする一方で、消費というのはその場限りであり自分のためになるということはない。
お金に縁のない人は消費するばかりで投資がないのである。

 

使わないと覚えない

前述したように、お金もクレジットカードも使用することでしか使い方は身につかないのである。普段からお金について考える癖が付いている人であればそう難しいことではなく、すぐに覚えてしまうだろう。

お金は人を変えるというのはお金に縁のない人が使う言葉であり、そのようなことをいう人はお金持ちになれない。
実際には持ち主の性格を強調するだけであり、性格を変えるといったことはないのである。

お金はアンプだ。

量の多寡が人を変えるのではない。たとえ大金を手にしたからといって、持ちぬしの性格がかわることはないのだ。

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