人間関係とコミュニケーションの教科書

はたらくあなたに伝えたい、人間関係の知恵とノウハウ

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まだお金に固執してるの?

   


お金があれば色々な物が買える。車を買ったり家を買ったり。お金持ちになって消費しまくりたいという人は多い。
大半の人は消費するためにお金を稼ぐ。そうすれば一時的な欲求は満たせるし、見栄えも良くなるだろう。
しかし、このような考え方はお金に執着しているとしか言えない。

確かにお金があれば何でもできるが、筆者はお金以外にもやりたいことを実現する方法はあると考える。
それは恩を売ることである。言い換えれば、他人との貸し借りである。

恩を売るという行為は相手にお金を渡してはいないものの、相手はあなたに対して借りができる。
逆に、あなたからすれば相手に貸しがあるという状態である。
このような状況下ではあなたが相手に何かを手伝うよう頼むといったことが可能であり、労働力を無料で手に入れることができる。
本来であれば労働力を提供してくれた相手に賃金を払わなければならないが、相手がお返しとして労働力を無償で提供してくれるので、お金を払わなくてもよいのである。

あなたが相手の仕事を手伝ったら、今度は相手に自分の仕事を手伝ってもらう。
これは労働力どうしの物々交換である。
この仕組みを利用することで、お金がなくても労働力を得られたり機械を使わせてもらったりすることができる。
たくさんの人に恩を売っておけば、その分色々なことができるのである。

もし臨時収入を得た場合、使い方次第では得た金額を色んな形で増やすことができる。
それは同じお金という形だったり、他人への貸しという形だったりと様々である。
お金であればインフレやデフレの影響を受けるが、他人への貸しであれば影響を受けない。
本質的には同じでも、両者には大きな違いがある。

 

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