インターネットは働き方を変える
2016/09/11
クラウドソーシングやリモートワークなど、インターネットの発達は人々の働き方を変えつつある。場所や時間の縛りがなくなるというのは大きなメリットであり、これからの働き方を変えていくだろう。
現在では大企業の中にも副業を認めているところは結構ある。副業を認めている背景には従業員に対して高い給料を払えないという理由があり、表面上は良しとしていなくても認めているのが現実である。これから先海外の安い労働力が流れ込んでくるので、本職の仕事がない、労働時間が短いといった現象は進んでいくと考えられる。副業をする社員が増えればわざわざスキル習得用の教育をしたり外注したりといったことをしなくて済むので、経営者にとってもいいことづくしである。
副業といえば休日に時間給で働くということを思い浮かべる人は多いだろうが、最近では在宅ワークが増えてきており、副業の一種となりつつある。パソコンひと つあれば作業が出来てしまうというのが特徴で、それで生計を立てている人もいる。本職での仕事が減るにつれ、仕事をいくつも掛け持つという考え方は今後普 及するものと考えられる。
今の時代、大企業に就職したといっても全然安心できるものではない。東芝やシャープなど、身近な大企業までもが転落するのである。そのような時代で安定して稼ぐにはマルチインカムと いう考え方が重要で、収入源がいくつもあれば、どれかがダメになったとしても生活に与える影響は少ない。そしてその安定性から仕事に余裕が生まれるように なる。国や企業の力が弱い時代というのは個人の力が試されるのであり、自分で稼ぐ能力というのは大切である。進むグローバル化や情報化への対策として、本業と副業のハイブリッドというのは有効な手段であることは間違いない。もっともそれぐらい考えられれば、本業や副業といった概念すら揺らいでくるだろうが。