効率的に仕事ができるようになる方法
2016/09/11
仕事の効率や生産性というものは、しばしば話題になります。
つまりはみんなそれについて疎いということ。
実際のところ、効率化のコツはたったひとつ。
結論から言うと、
かけ持ち
がカギになります。
大半の人は気づいてないのですが、かけ持ちすることこそが効率化につながります。
しかし悲しい哉、副業を禁止してかけ持ちを禁ずるところは多いのが現状。
優秀な人は副業が禁止されているところには行きません。
彼らは副業こそがレベルアップのコツだとわかっているのです。
ノウハウを共有しよう!
わたしは現在、学業での研究、ブログのほかに、アルバイト2つをかけ持ちしています。
なぜここまでやるのか。それはノウハウを共有できるからです。
どんなことであれ、コツというものは存在します。
そしてそのコツがあらゆる物事で共通しているのです。
あるいは、複数の分野で共通する知識もあります。
片方の分野で理解してしまえば、もう片方がスムーズに進むのは言うまでもありません。
例えば、パソコンスキル。
どんなことをするにせよ、パソコンでデータ入力する機会はあります。
2つのことを並行して進める場合、片方で得たパソコンスキルをもう片方の分野で使うことができます。
片方で覚えてしまえば、もう片方では勉強する必要がなくなる。
そのため1つのことにかかる時間は、それ単体でやるよりも少なくなるのです。
一見すれば、ひとつのことに10時間かかるのだから2つで20時間。
しかし実際はそうではなく、2つ目のことが5~6時間でできてしまいます。20時間かかるという過程はおかしいです。
ショートカットキーなど、一度覚えてしまえばどこでも使えるといったものも存在します。
それがわかるのとわからないのとでは、仕事の効率は雲泥の差。
仕事をかけ持ちすることで色々なことが学べ、結果として効率よく仕事をこなせるのです。
わたしのしているアルバイトのうち、片方はプログラミングのバイト。
そこでわかったことは学業での研究でも使えます。現にシミュレータ作成関連でバリバリつかってます。
研究の分野では、プログラミング能力はインフラみたいなもの。
あって困るものではありません。
むしろないと研究の効率がガタ落ちします。それぐらい重要です。
バイトで得た知識が、研究を効率化する。
つまり、アルバイトすることによって学業が効率化されるのです。
仕事をかけ持ちすればその分負荷がふえるのも確か。
しかし2つの仕事をかけ持ちしたからといって、かかる時間が2倍になるわけではありません。
分野がちがうことでも、上の人に教えてもらえばいいなどの共通したノウハウは存在します。
そのため、かけ持ちの数が増えるほど共通部分は増えるのです。
専業化に潜む罠
会社の中には副業を禁止するところがあります。
副業によって本業の効率が落ちるのを防ごうとするもの。公務員なんかは原則として副業ができません。
学術の世界でもそういうのはあります。
学振とよばれる制度を利用する人はアルバイトが大幅に制限されます。
教える側の人間も副業が許可制になっており、また学術発展のため以外のものは認められません。
しかし、副業の制限はいかがなものかと思います。
副業によって得られるのはお金だけではありません。むしろお金以外の部分が大きいです。
パソコンスキル、プログラミング能力、文章力、企画力、営業力、etc…
副業をすることで学べるものは予想以上にあります。
それにもかかわらず、副業を禁止し専従しなければならないというのは非合理的。
専業を強いることによって、効率アップの機会を逃しているのです。
学生がアルバイトをした方がいいのもこのあたりにあります。
アルバイトを通じて仕事のノウハウや技術を学ぶ。またお金をえることによって、お金の使い方についても学べます。
単に勉強だけしていては身につかないもので、バイトすることで身につくのです。
バイトをかけ持ちする人ほど優秀というのもまさにこれ。
色々なことに手を付けるとたくさんのことが学べ、ノウハウが蓄積されていきます。
わたしのまわりには、バイトをかけ持ちしている一方で成績がトップクラスという人がいます。
その人は上に書いたように、知識やノウハウを吸収しているのです。
複数のことをやることでインプットが多くなり、結果としてアウトプットに磨きがかかる。
仕事をかけ持ちすると効率が上がるのは当然のことなのです。
とりあえずかけ持ち
結局のところ、仕事をかけ持ちしたほうが生産性アップにつながり、ひとつあたりにかかる時間が減ります。
もし効率を上げたいのであれば、周囲の人に仕事をもらいにいくのがいいでしょう。
あなたの評価も上がり、一石二鳥です。
かけ持ちして大変なのは最初だけで、時間がたつにつれどんどん楽になっていきます。
はじめたばかりの大変な時期を耐えられるかどうか。
もし最初のキツい時期をのりこえてしまえば、その後は楽勝。
本業の成績もうなぎ登りです。
ひとつのことに集中するというのは安全なように見えますが、実際は失敗したときの言いわけを作っているにすぎません。
これだけ時間を使ってもダメでしたと。
実際には物事はかけ持ちした方がよく、ひとつのことしかしないというのは非効率的なのです。
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