人間関係とコミュニケーションの教科書

はたらくあなたに伝えたい、人間関係の知恵とノウハウ

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半年でつきあう人が9割変わったひとの話

   


4年生の6月に部活を引退して約半年。
環境ややることが変化したのはもちろんですが、いちばんの変化は人間関係。

なんと、9割が変化しました。

ふつうは引退後も同期と遊ぶひとがほとんどでしょう。

しかしわたしは研究、ブログ、アルバイトと動き回っているうち、同期や後輩と疎遠になりました。

 

原因は価値観の違い

原因としてもっとも考えられるのが、価値観の違いでしょうか。
事実、お金や時間といったものに関して他の同期とのあいだにかなりの違いがありました。

わたし自身、お金や時間といったものに対してかなりシビアな人間です。
引退後に部活に行くひまがあったら、研究なり他のことをすべきだと考えます。

現役をしりぞいた以上、部活に行っても自分のためになりません。
本来やるべき勉強をやらなかったのですから、部活で時間をつぶす余裕はないはずです。

選手でもないのに練習に行ったところで、生産性はゼロ。
もし活動に関わるとしても、ホームページ作成など低学年のおよばないところで動くほうが効率的でしょう。
毎日練習で時間をつぶすメリットが感じられません。

練習に行くヒマがあったらもっと効率よく時間をつかう。
また、お金に関してもご飯ではなく他のところにあてる(本を買ってあげるなど)。

お金と時間に苦しんだわたしからすれば、より良い方向に使わなければならないと感じます。
練習に行くのは時間のムダ。練習後にご飯に行くのもあんまりメリットが感じられない。
部室で遊ぶのも無意味です。

結局のところ、OBOGが自分から部活にかかわったところでメリットはほとんどありません。
こっちは時間とお金を消耗するし、現役は自分で考えない。

こういう考えですから、他の同期との距離はどんどん開いていきました。

 

実は以前からあった

よくよく考えてみれば、こういうのは今にはじまったことではありません。

現役のときは部活に来ていた先輩が、引退を境に練習にこなくなる。
研究などやりたいことがあって来なくなるというというのは、以前からあったのです。

もっと言えば、生活の変化から考え方まで変わった。
先輩たちは言葉にしないだけで、裏では自分と同じようなことを考えていたはずです。

基本的に大学には研究がやりたくて来るわけですから、そうなるのはごく当然のこと。

自分なりに時間を使いたいというひとは多いでしょう。
毎日練習にいくメリットも薄いので、離れていって当たり前です。

 

同期のなかでは孤立状態

わたしは生産性以外の理由からも距離ができていきました。
時間やお金に対する考え方がまわりとちがい、遊びで時間をムダづかいするのを好みません。
それゆえに同期の中では孤立状態です。

他の同期は部室でゲームして遊ぶことばかり。
まわりが成長しない一方で、わたしはどんどん変わっていきます。

1日じゅう研究したりプログラミングしたりな生活で、活動時間が24時間を超えることも。
こんな感じで日々自分を追い込んでいるため、変化のスピードは段違い。

時間に対する考え方に違いがでるのも必然的です。

お金についても同様で、わたしはお金をむだ遣いするのを好みません。
外食にいけばお金をとられますし、飲み会も割にあわない。他に有効な使い道があるのに、どうしてお金をださなければならないのでしょうか。

お金も資源のひとつ。
限りあるリソースをむだ遣いするという選択肢はありません。

こんなケチくさい性格なので、友達と疎遠になるのも当たり前でしょう。

現在では部活の同期との付き合いがほとんどありません。
学部やアルバイトの人との絡みが中心です。

 

類は友を呼ぶ

今、わたしの身の回りにいるひとは、何かしらの面で突出しています。
研究ができる、プログラミングができる、etc…

類は友を呼ぶの法則で、ハイレベルなひとと付き合っていると自分もハイレベルになります。

ハイレベル集団にとびこんだため、ただいま絶賛成長中。
1年後には結構変わってそうです。

 

自分を変えようとして動いた結果、以前の仲間とは疎遠になってしまった。
しかしこれはこれでいいことでしょう。

なぜなら、成長するにつれ人間関係が変化するのは当たり前のことですから。
人間関係が変わらないことのほうが致命的でしょう。

柔道部というムラ社会から飛び出し、ひたすら走り続けている。これが今のわたしです。
価値観の変化から仲間と距離ができてしまいましたが、成長するにはこれしかありません。

せっかく部活で得た人間関係を犠牲にし、やりたいことに全力でとりくむ。
これがわたしのやり方です。

 

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