人間関係とコミュニケーションの教科書

はたらくあなたに伝えたい、人間関係の知恵とノウハウ

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公務員が狙い目な理由

   


公務員はよくローンや貸し付けのターゲットにされます。
それはなぜか。

お金に対する感覚が麻痺しているからです。

成果をださないと給料がもらえない民間のひとと違い、公務員は成果を出さなくてもお金がもらえます。
そのうえもらえる額は民間企業の平均よりも高く、かつもらえることが約束されている。

だまっていてもお金がもらえるのですから、お金に対するありがたみやもらえないことに対する危機感は薄くなります。何にお金を使うのかも考えなくてよいので、お金のセンスや知識は身につきません。

お金の知識がないということは、商売する側からすれば大きなチャンス。
定期的にお金が入るならなおさらのこと。
損をするということもないので、ターゲットとしてはめちゃくちゃおいしいのです。

日本ではお金が卑しいものとされ、日常会話でお金の話がでることはほとんどありません。
考える必要もないのですから、知識が身につかないのも当たり前。
ビジネスする人間にとっては最高の条件です。

 

中流階級と同じことがいえる

公務員というのは中流階級です(官僚などは別)。
そのため、中流階級の性質がそっくりそのまま当てはまります。

中流階級というのは収入がそこそこあるものの、「上流階級」に対して劣等感を感じている人がほとんど。
世間で言われる「上流階級」というのは、バンバン消費をする人のことをさします。趣味や嗜好品に持てる限りのお金をつぎこむというのが、一般的な「上流階級」のイメージです。

しかし、本当の上流階級というのは違います。いらないものに対してはお金を出しません。
一回に使う額こそ大きいですが、使い道に対してはみな神経を尖らせています。

マスコミが「上流階級=消費家」のようなイメージを流すので、リテラシーのない人は踊らされます。
真の上流階級はそれに気づいていて、贅沢などもってのほかという人が多いです。

別に、マスコミ自体は悪くありません。
彼らは商売をやっている以上、読み手に対して聞こえがいいように発信しなければならない。
悪気はなく、やるべきことをただ淡々とこなしているだけです。

持っているのは劣等感ばかりで、リテラシーのかけらもない!
そんな中流階級はビジネスをするうえで狙い目なのです。

 

ウワサや流行に踊らされるな!

お金がほしければ、この事実に気づかなければなりません。
気づかない人は搾取されつづけるだけ。本人が気づかなければどうにもならないのです。

何か新しいものが出た。これがはやっている。
売り手に操られてしまうようでは、お金がどんどんなくなっていきます。

残念なことに、中流階級の多くはこのことがわかりません。
彼らのお財布からはすごい勢いでお金が飛び出しています。お金の出方に対して意識がないのですから、お財布というほかありません。
リテラシーの欠如がそのまま現れています。

もしあなたがビジネスをやるとすれば、中流階級を狙うのが得策でしょう。
扱う商品やサービスに対していかにも高級そうなイメージを持たせ、影響力のある人に宣伝してもらう。

彼らは権威主義者なので、誰が言ったかで買い物をします。非常に面白い生き物です。

 

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