コンテンツをコンテンツと見抜けないと(ブログを読むのは)難しい
ブログやYoutubeで食べていこうとする人が急増している今日。
好きなことで生きていくというキャッチコピーは、会社づとめのサラリーマンに相当ウケているようす。
しかしわたしからすれば、まるでリテラシーがないなぁと感じます。
みなさん、ブログに書いてあることを真に受けすぎです!
プロブロガーはブログで食べていく以上、読者にウケるようなことを書かなければなりません。
そこでサラリーマンにウケることを書くのは当たり前。
記事はあくまでもコンテンツであって、情報を提供しているわけではないのです。
ブログの記事がコンテンツであることを忘れてはなりません。
テレビっ子と変わらない
自宅でブログを書くだけで生活できる。
こんなことがサラリーマンにとって魅力的なのは誰もがわかることです。
ブロガーが聞こえのいいように書いているだけ。提供しているのは夢であり、情報ではありません。
ところが、現実にはこれを真に受けて会社をやめるひとが出る始末。
ブロガーが書いたことを鵜呑みにするばかりで、後先考えずに動くひとが続出しています。
会社をやめブログで稼ごうとしてサロンに入る人は多数。
実際にはごく少数の人しか生活できるレベルにはならず、大半はお金をとられて終わるだけです。
聞こえのいい情報を疑いもせず信じてしまい、結果としてお金を巻き上げられる。
この構図、どこかで見たことがありますよね。
そう、テレビと同じです。
テレビやマスメディアを全否定し、ネットの情報のみを信用する。
その結果として、ブロガーたちにお金をうばわれるばかりで自分は損するだけ。
なんとも皮肉な話ですね。
うまい話には乗っからないぞと言いながら、実際には引っかかりまくり。
その姿はテレビっ子と何ら変わりありません。
コンテンツをコンテンツと見抜けないとむずかしい
先ほども書いたように、ブログというのはあくまでもコンテンツ。
読み手が喜ぶようなことを書いて当たり前です。
ブロガーたちは読者に快感を与えるような記事を書いています。
現実には大勢の人間が操り人形のように動かされており、コンテンツだということに気づく人はほとんどいません。
記事に書いてあるのは本来の自分ではなく、作られたキャラクターです。
それにもかかわらず、記事に反応する人の多さといったらこの上なし。
扇動的な記事にマジレスするのは愚の骨頂でしょう。
残念なことに、ネットの情報を信じて疑わない人は今後も続出するものと思われます。
儲け話は有名になった時点で儲け話ではない
ブログで儲けられると聞いてブログをはじめる人も最近は多いです。
しかし、その人たちは大きな勘違いをしています。
ブログで儲けられるという話が広まった段階で、すでに儲け話ではなくなっているのです。
利益というのは他人に話さず、自分だけで楽しむもの。
ブログで食べていけるという話が広まった時点で、ブログで食べていくことはできなくなります。
プロブロガーは、儲けようとする新規参入をターゲットにセミナーを開いたりします。
儲けられるという話に釣られた人間はお金を吸い取られるのみ。
楽して儲けられるという話はうたがってかかる必要があるでしょう。
儲けようとやってくる新規参入者を狙っているのです。
「好きなことで、生きていく。」
このようなことが謳われる背景には、先行者が新規参入者をカモろうとする意図があります。
サロンやセミナー、情報商材でお金を巻き上げようとしているのが現実。
しかしそれに騙されるひとは後をたちません。