人間関係とコミュニケーションの教科書

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いい記事を書けば読まれる?その考え、甘いです! 文章を読んでもらうにはどうすればよいか

      2016/09/11


ブロガーや作家のなかには、いい記事を書けば読まれると考えているひとが結構いるでしょう。
はっきりいいましょう、

その考え、甘いです!

いくらいい記事を書いたところで、読み手がいなければ意味はありません。
いい文章をかくのは当たり前で、そのうえで読まれるための努力をする必要があります。
マーケティングというのも文章力と同じくらいたいせつです。

いい文章は読まれる文章の必要条件です。
読者を獲得するにはいい文章を書かなければならないが、いい文章を書いても読者が増えるとはかぎらない。
これが本当のところであります。

どんなに丹精こめて書いたところで、ツイッターなどでの広報をしなければ意味はなし。
逆にマーケティングがうまければ多少文章がわるくても読者を獲得できます。

なにが言いたいかというと、みんな閉鎖的なんです。

「いい文章を書けば誰かしら読んでくれるだろう」「気の合うひとだけ読んでくれればいい」
こんなので読者が増えるわけないでしょう。

大半のクリエイターは職人魂が勝ってしまって、それ以外のところに手がまわりません。
それゆえ自分で記事作成からマーケティングまでできるひとは、大きな利益を得られるでしょう。
みんながやりたがらないからこそチャンスなんです。

 

 

営業や広報をおこたるな!

ではどうすればよいか。
まずはツイッターをはじめとしたSNSでの情報発信でしょう。
無料で使えるうえに使用者もおおいのですから、使わないてはありません。

つぎに、ブログへのコメント。
頻度はそこまで多くなくてもいいので、定期的にコメントしましょう。
今となっては古いやりかたですが、まだまだ使える手段です。

さらに、インフルエンサーに拡散してもらうのも手でしょう。
影響力のあるひとが広報することによって、自分の文章がおおくのひとの目にとまることになります。
これによって知名度が急上昇するのですから、キャンペーンなどがあったら参加必須。

これらはすべて、自分の文章を評価してもらうためのものです。
たとえいいことを書いたとしても、評価してくれるまでのレールがなければ意味がありません。

ほとんどの人が技術だけに気をとられ、マーケティングについては意識がないのが現実。
「カネ目当てだろ」「ステマうざい」と言って技術の研究しかしないひとは大勢います。
もし好きなことで稼ぎたいのであれば、マーケティングや経営といったものは欠かせないでしょう。
みなさん経営や広報といたものを軽視しすぎです。

 

クリエイター、プログラマー、弁護士…
マーケティングの問題をかかえる職種は意外とおおいです。
せっかくいい腕を持っていたとしても、それが世に知られなければただの自己満足。
売れるための努力をしなければなりません。

マーケティングというものは今もなお研究がすすんでいます。ずっと前からあるのに未だに研究がなされている。つまり、マーケティングが苦手なひとが多数いるということです。

もしマーケティングができれば、そこには楽しい世界がひろがっているでしょう。
辛いけど楽しい。これこそがほんとうの趣味であり、仕事のあるべきすがたです。

 

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