人間関係とコミュニケーションの教科書

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「類は友を呼ぶ」の応用

      2016/09/11


類は友を呼ぶということわざがあります。
表面的な意味としては、似たものどうしは集まりやすいというもの。

じつはこのことわざ、ちょっと見方を変えれば意外なことに気づきます。

同じようなものが集まるというのを「群れると似てくる」、「群れると似てくる」ととらえてやれば、多数派に賛同することだとわかります。
群れのなかで生活しているうちに思考や行動が統一されてしまい、全体としてレベルがひとしくなる。
つまり、コミュニティに入るとそれに応じたレベルに変化してしまうことをいっています。

傷の舐めあいサークルに入っていけないというのはまさにこのことで、ネタにならない自虐ネタを言い合ったあげくレベルを下げてしまうというのは愚かです。
そのため、陰湿なひとが集まるサークルには近づいてはならない。
関わる人間というのは見極めなければダメなのです。

 

逆転の発想

「集団の平均レベルに近づいていく」
実はこの性質、逆手にとることもできます。

集団内のレベルに近づいていくのなら、自分よりハイレベルな群れに飛び込めばいい。
このように考えることで、人生は真っ暗どころかバラ色になります。

あなたの身の回りには技術力が高い人、忍耐力がある人などでグループが存在するはずです。
自分よりレベルの高いグループがあるというのなら、それに混ざらない手はありません。
最初のうちはきついでしょうが、その分成長できます。まわりの人間に引き上げてもらえるのです。

いちどハイレベルグループにはいってしまえば、あとは自動で上昇します。
はいるまでの方が大変で、はいってしまえばどうにでもなる。これはどんなことにもいえます。

わたしはプログラマーということで、今現在は上級者の群れの中に身をおいています。
まわりについていこうとして睡眠時間が減るのは必至。毎日が追い込みという生活。
それでも自分の成長のために、根性でがんばっています。

その影響か、ついに先輩から「わからない」コールが返ってきました。
1年前まで落ちこぼれだった自分が、今では真逆の立場になっている。
これにはわたしも驚くばかりです。ひきつづき突っ走っていきます。

「無理というのは嘘吐きの言葉。」
世の中はまさにこれで、諦めた瞬間に成長はとまります。
自分にリミッターをかけているうちは成長なんてないでしょう。死ぬ気でやったもの勝ちです。

もしあなたの友人に意識高い系のひとがいたら、あなたはラッキー。
そのような高エネルギー体についていくことで自分も成長できるのですから。
今はまだ芽がでていないとしても、3年後にはその友達すごいことになっているでしょう。
せっかくですから一緒にビッグになっちゃいましょう!

 

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