人間関係とコミュニケーションの教科書

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何のために消費するのか

      2016/09/11


みなさんは消費というものに対してどのような考えをお持ちでしょうか。
一見するとただのむだ遣いに見えますが、よく考えてみると必ずしもそうとはいえません。

ひとことに消費といっても2種類あって、

  • 著名人やマスコミがすすめるから買う
  • 自分で欲しいと思って買う

というのがあります。
前者はまちがいなくむだ遣いですが、後者はちょっとちがう。
作っている側への感謝や応援の気持ちから買うのですから出資のようなところがあります。

お金が信用や感謝をあらわすと考えれば、後者のほうが正しい使い方ということになるでしょう。
頑張るクリエイターのためにお金を使う。これこそ消費者の正しいありかただと思うのです。

 

何のためにお金をつかうのか考えよう

何に対してお金を払っているのかを考えるのは大切。
同じ1000円でもギャンブルに使うのとクリエイターのために使うのとでは大きく異なります。
ギャンブルであれば使ったお金はすぐに消えてしまいますがクリエイターであれば後に生きる。
クリエイターと良質な関係が築けることもあり、こっちのほうがより有意義な使い方です。

思考放棄でお金をつかうというのではダメでしょう。
お金というものは有効活用してなんぼ。
マスコミが言っているからといって安易に物を買うというのはもってのほか。
そんなんなら使わないほうがマシです。

この傾向は音楽データを買う際に顕著。
データが欲しいというひとは動画投稿サイトを見るばかりで買うことはありませんが、クリエイターを応援したいというひとはちゃんとお金を払います。
無料で聞く方法があるという条件のもとでは各自の思考が露骨にあらわれます。

 

年齢があがるとその分お金の使い道も自由になりますが、それは年相応の使い方を覚えろということです。
ここを勘違いしているひとのなんと多いことか。一回限りの使い方をしていてはお金がいくらあっても足りないでしょう。
消費の意味を考えられるかの違いは大きいです。

もし上記2つの違いに気づけたのなら、あとはそれを実行するのみ。
仲がいいクリエイターから作品を買えば良好な人間関係が築けます。
そうやってみんな幸せになろうとお金を使っていれば、めぐりめぐって自分のところにもやってくる。
情けはひとのためならずです。

 

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