「はじめての編集」を読んで
2016/09/17
ブログ運営者に限らず、メディアやコンテンツを扱うひとは必読の本。
お恥ずかしいことながら、わたしはこの本をつい最近読んだばかりです。
本来ならば本格的に書き始めた初期の段階で読んでおくべき。
今更感MAX←
紙の本ということで、内容はハズさないものばかり。
日頃のインプットが重要など、書いてあることのいくつかは他のひとの本でも言われています。
つまりはその分野では常識だということです。
Contents
インプット不足はモロ出ますなぁと
読書してるときとそうでないときでは、記事の書きやすさがぜんぜん違います。
毎日読書できているときは書きやすいですが、読書してないと書きにくい。
結果として記事の仕上がりもちがってきます。
文字で情報発信をしていくにあたり、読書は欠かせません。
読書しないでブログ書くとか無理ゲー。脳内カッツカツです。
そういうわけで、物書きなら本は借りてでも読んでおくべきです。
できればさまざまな分野の本を読み、知識の量を増やしていく。
いい文章をたくさん書くとなればこれが欠かせません。オリジナリティを高める場合も同様です。
生き方もモロに出る時代
本の後ろの方には、これからの時代は生き方そのものが出るだそう。
魅力的な生き方をしなければ、いいことを書けることもないということでした。
実名や顔出しが増えてきている現状、書き手自体が面白い生き方をしなければならない。
特にインターネット上では他人とちがうことを書かなければならない以上、マイノリティになるのは必然的。
時代は変化していくなぁと感じます。
イケハヤさんが以前「サラリーマンのブログはつまらない」という記事を書きましたが、それも同じようなこと。
文章にそのひとの生き方や考え方が現れる以上、必死じゃないひとが面白くないというのも当然のことでしょう。
そのひとをありのまま反映するという点で、やはりそうなるんだろうなぁと思います。
この本は2012年に書かれたものですが、書いてあることは今でも普通に使えるものばかり。
重要なことってあんまり変わらないんだなぁと感じます。
そして重要なことが変わらないというのは、それだけみんな出来ていないということの裏返し。
イケハヤさんが言うのも、他のひとが感じているのを代弁したに過ぎないでしょう。
他の編集者も同じようなことを思っているはずです。