「学校は負けに行く場所。」を読んで
2016/09/17
タイトルと本分を見ておもしろそうだったので購入。
全5章で、いじめ、受験勉強、親子関係、師弟関係、勉強の意味と、いろいろ書かれています。
内容はズバズバ系。
歯に衣着せぬ感じの文章が続きます。
読んでいて血まみれになることは避けられないでしょう。笑
逆にホリエモンとか読み慣れてるひとならあんまり傷つかないかもしれません。
これに限らず、キレキレの文章についてはわたしは進んで読む傾向があります。
そのような文章はなかなかにエグい言い方をしてきますが、言っていることはいいことだらけです。
そしてこの本もご多分に漏れず、書かれていることを実践しようとするともれなく周囲の反発にあいます。
勉強する姿勢を見せての放任主義なんて、ひとを信じられなければやってられません。
不思議くんを相手にするときとか、ホント精神力が必要…。
「個性を出せ」とはまたちがった意味で、実践すると大変です。
エリートコースは作るもの
この本の帯には
さっさと落ちこぼれて、自分のエリートコースを創れ。
とあります。
すなわち、いろいろと挑戦しまくって、自分が向いている分野を見つけようということ。
ここらへんもホリエモンと同じです。
この類の本には必ずと言っていいほど「お利口さんになるな」みたいなことが書いてあります。
本にとどまらず、ブログを見ても同じことです。
書いてあることを頭でわかるのは簡単ですが、それを実行するとなるとむずかしいです。
ムラ社会の空気のせいで、常に批判に耐え続けなければならない。
そのため実際にやれるひとは稀ですが、その分リターンは大きいです。
自分に正直になるのか、世間体を気にして嘘をつくのか。
どちらが精神衛生上いいのかは言わなくてもいいですよね。
ただ、そのためには一時的にでも苦痛に耐えなければならないのも事実。
それでも最終的にいい方になるのなら、ガンガン挑戦しまくって得意を見つけるまでです。