有料記事が格差をひろげない理由
noteを見ていたらこんな記事が。
はっきりいいましょう。
有料記事は格差をひろげません。
たとえ有料記事がふえようが増えまいが、影響はない。
なぜなら
格差はリテラシーの差から生まれるからです。
有料記事が格差を拡大するとか言われてるようだけど、そんなのありえない。格差は拡大しません。
— 村紗カイ@相互 (@murasa_kai) 2016, 1月 18
そもそも、有料記事を読むのにもリテラシーがいる。図書館に置いてある本すら満足に読めないようでは、有料記事を買ってもほとんど意味がない。
— 村紗カイ@相互 (@murasa_kai) 2016, 1月 18
お金がないから情報が手に入らないんじゃない。情報を使いこなせないからお金がない。
— 村紗カイ@相互 (@murasa_kai) 2016, 1月 18
お金がないから情報が手に入らず、格差が生まれる。ちがいます。
情報を使いこなせないからお金が手にはいらないのです。
ごく当たり前のことですが、お金持ちかそうでないかを分けるのはリテラシー。
いわゆる読み書き能力です。
リテラシーがない者はたとえ有益な情報を与えられたとしても、活かすことはできません。
なんせ言っていることの意味がわからないのでムダ。
馬の耳に念仏です。
情報を使いこなせなければ、権力者にお金を搾取されつづけるだけ。
お金だけでなく時間、体力まで持っていかれます。
リテラシーがあれば搾取されていることに気付けるのですが、ないひとは気づかない。
お金を稼げないのみならず、お金をとられていることにすら気づけないのです。
図書館にはホリエモンとかひろゆきの本が置いてある。それさえ「読めない」と有料記事買ったところで効果は薄い。
— 村紗カイ@相互 (@murasa_kai) 2016, 1月 18
基本的な原理原則は無料で勉強できる。有料記事に書いてあるのは応用編。基礎ができなくてどうする。
— 村紗カイ@相互 (@murasa_kai) 2016, 1月 18
有料記事に書かれていることは応用編。
お金をもらって記事を書くのですから、みんな深いことを書きます。
メディアリテラシーがなければ書いてあることが理解できません。
当たり前です。理解するための土台ができていないのですから。
応用的なことをするには、基礎力の定着が必須です。
基礎的なことができないのに、どうして応用的なことができるというのでしょうか。
有料で書かれた記事が「読める」はずありません。
もしお金がなくて本や記事を買えないのなら、図書館に行くなどして工夫すべきです。
図書館にはいろいろな本が置いてあります。科学に関するものから経済についてのものまで様々。
無料で本が読めるのですから、お金がないのなら図書館で本を借りるなりすればいい。
お金がないから情報が手に入らないというのは甘えでしかありません。
無料で手に入る情報を使いこなせないひとに有料の情報を与えたところで、全くといっていいほど効果はありません。
お金が消えるだけ。そこで得た情報を扱う技量がないのです。
noteでの有料記事にしろサロンにしろ、本質はかわりません。
思考するための基礎ができていなければ、お金をだす意味がない。
しかし、お金がないと騒いでいる人たちはこの事実に気づくのでしょうか。
いつの時代もお金を得るのは情報をつかいこなす人。
情報を扱う能力がなければ、有料であれ無料であれかわらないのです。