人間関係とコミュニケーションの教科書

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毎日アウトプットすることの重要性

      2016/09/11


勉学においてインプットの重要性を主張するひとは多いですが、アウトプットの重要性について説明できるひとは少ないでしょう。
勉強というのはアウトプットがかなり重要で、アウトプットによって気づけることというのも結構あります。

ある程度インプットしたら、ノートに書いたりしてアウトプットするのがいいです。
インプットばかりしていても身につかないので、毎日時間をみつけてアウトプットするようにしましょう。

どんなにたくさんインプットしたとしても、実際に使ってみなければ効果は薄いです。
数学や物理はどれだけ問題を解いたかがものをいいますし、語学も喋ったり文章に書きださなければ身につきません。

毎日アウトプットするというのは辛いものがあるでしょう。
しかし毎日限界までやることこそが成長の秘訣。
せっかくのインプットもアウトプットがなければむだになってしまいますので、どれだけ短時間であったとしても書き出しや音読はやりましょう。いわゆる復習ってやつです。

 

復習は予習の10倍大切

義務教育では予習がだいじだと叩きこまれ、その一方で復習のたいせつさが強調されることはありません。
ですが、復習こそ勉学のうえでいちばんだいじなのです。

復習というのは、教わったことを実際にじぶんで使ってみること。
技術を自分のものにするには必須です。
いくらいい環境・いい先生に教えてもらったとしても、手や体を動かして復習しなければ意味はなし。

復習というアウトプットにより、わたしたちは技術を習得できるのです。

さらに、毎日アウトプットすることにはおおきな利点があります。
アウトプットの回数を多くすることで、新たな発見につながることもあります。

わたしはブログを書き始めてからというもの、執筆中に新たな事実関係に気づくことが結構ありました。
お金が人と人をつなぐツールだなんてことばは、文章を書く過程でしぜんと出てきたものです。

そのほかにも書くことで見つけた関係は数知れず。
アウトプットによって「気づく」ことができました。

インプットしたことを実際に書き出すだけでも、結構な収穫があります。
書くということによって内容をまとめられ、本質の理解につながるのですから、ノートにアウトプットするだけでもぜんぜん違うでしょう。
アウトプットすることで一覧性も生まれるので、時間の許すかぎりアウトプットをつづけましょう。

わたしはプログラマーですが、ソースコードを紙にプリントするというのは日常茶飯事です。
ディスプレーだとメモできないし一覧性がないしで大変。
紙に書きだしてわかることも多く、書き込んでアルゴリズムを理解するとかはよくやります。

 

予習狂・インプット狂にまどわされてアウトプットしないひとは大勢いますが、それはもったいない。
習ったことを復習しないというのは資源のむだでしかありません。
それよりだったら最初から勉強しないほうがマシです。

いくら時間がなかったとしても、毎日かならずアウトプットするようにしましょう。
勉強というのはスキルアップのためにするものですから、それを効率化するのは当たり前。
時間を見つけてやった人とまったくやらない人では、あとあと大きな差になってきます。

 

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