人間関係とコミュニケーションの教科書

はたらくあなたに伝えたい、人間関係の知恵とノウハウ

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LINEかメールかで悩むのは論外

   


電子メールの発明者が死去したとニュースにあったので、メールなどの使い方について思うことをば。

連絡手段にメールを使うべきか、LINEはいけないのかといったことは、悩む必要性ゼロです。

相手が望むもので連絡すればいいだけ。規律を重んじるひとには電話なりメールなりすればいいですし、話さないと不安というひとにはアポを取ればいい。
合理主義者ならLINEやツイッターを使えばいい。ただそれだけの話です。

わたしからすれば、メールなりLINEなりTwitterがある現在でも、直接話さないとダメとか笑えてきます。たしかに大事なことについてはそれでもいいんですが、ちょっとしたことでもすぐリアルの会話が必要とかいかがなものかと。

文章で済ませばいいことを、わざわざあって打ち合わせるのは手間です。

もし相手が合理主義を徹底するタイプだとしたら、実際に話して決めようとかいうのはいい印象を抱かれません。「LINEで済むのになんで話す必要があるんだ」とか思われます。
これではコミュニケーションができているとは到底呼べません。

 

何を欲しているのか

つまるところ、コミュニケーションは相手の望む手段でやるのが一番。
それができないと誠実さがないかのように思われてしまいます。
相手がどういう手段で連絡してほしいのかを見極めましょう。

連絡手段でつまづいていては本末転倒。
相手が普段どんな発言をしているかなどに気を配ればすぐわかることです。

ここでやってはいけないのが、自分のルールを押し付けてしまうこと。
「連絡はメールで行うべきだ」とか頑固になってしまうと、余計なところで消耗するハメになります。
相手には相手なりの考え方があるのでそこは合わせましょう。

 

わからない場合は素直に訊け

どの手段を使えばいいかわからない場合は、素直に訊けばいいだけの話。
事前に聞いておいて、それ以降は指定されたものを使えばいいのです。

直前になって使うツールで揉めると大変。
やれべき論だの連絡が行きわたらないだので面倒くさいです。
それよりかは事前対処で何とかすべき。

当然のことながら、これぐらいのことも訊けないというのは論外です。

ここらへんができれば苦労しないんでしょうけど、みんな苦労している。
そこには各自のべき論など、さまざまなものが原因としてありそうです。
一事が万事、連絡手段もコミュニケーション能力の現れ。
圧倒的にこちらが有利という状況以外では、なるべく寛容になったほうがいいです。

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