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意外と使える! 静電気の3つの対処法

      2016/09/11


空気が乾燥しているこの時期では、静電気に悩まされる人も多いだろう。
今回は意外と役立つ対処法を3つ紹介する。

 

一つ目は、指先ではなく手のひらでものに触ることだ。

指先で金属に触れた場合、指先というごく狭い面積で放電されることになる。
体内に溜まった静電気が集中して流れるため、非常に痛い。

それと比べ、手のひらで触るようにすれば、痛みを分散させることができる。放電による衝撃を面で受けることができるため、指先だけで触る場合に比べて痛みは小さい。
このため、ドアノブなどを掴む時は手のひらで覆うようにして掴むとよい。

 

二つ目はまめに手を洗うこと。

手を洗うことによって静電気が水に放電され、その後であれば金属を触ってもビリっとは来ない。
水道水自体も金属同様に電気を通すのだが、放電の速度が金属と比べてゆっくりなため、痛みをほとんど伴わないのだ。

非常に地味な方法であるが、手をきれいにしておける点で衛生面でも効果がある。
この時期はノロウイルスやインフルエンザウイルスが猛威を振るうため、静電気の対処と合わせて非常に有効である。

 

三つ目は洗濯物を部屋干しすること。

洗濯物を部屋で干すことで、加湿器のかわりにすることができる。
湿度が高い環境では静電気がたまるということがない。

これは2つ目と同じで、空気中に水分が多ければその分放電がなされるためだ。

夏に静電気でバチっと来ないのも同じ理由。
冬と比べて湿度が高いので、体に静電気がたまったとしても大気中に放電される。
結果として静電気に悩まされなくてすむのである。

部屋の湿度が高ければ静電気が溜まらなくて済むので、部屋干しするのも一つの手段だ。
あるいは濡れタオルをハンガーにかけておくのもよい。

 

以上、静電気への簡単な対処法を述べた。
上記の方法は実行しやすく、ちょっと工夫するだけで静電気は容易に対処できてしまう。
日常生活中のちょっとした工夫で静電気に悩まされることはなくなるので、ぜひ試してみてほしい。

 

Photo credit: Visualhunt.com

 

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