人間関係とコミュニケーションの教科書

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【レビュー】億万長者のお金を生み出す26の行動原則

お金持ちの行動には共通点があります。

  • 本をよく読む
  • 時間にシビア
  • 自分の仕事が大好き

お金持ちの特徴を知ることで彼らの思考がわかりますし、凡人がどうやって成功するかも学べます。

お金持ちももともとは凡人だったことが多く、ある統計によると、会社を作ってお金持ちになった人の半分はゼロから会社を作った人です。

お金持ちの共通点を学んで生活に落とし込めば、あなたも成功者の仲間入りをすること間違いなし。

この本にはお金持ちや成功者の行動の特徴について、詳細に書かれています。

またお金持ちになる方法も書かれていますので、成功して人生を変えたい人には非常にオススメです。

億万長者のお金を生み出す26の行動原則
ダン・ケネディ
ダイレクト出版

 

お金持ちは1番が好き

どんな分野で仕事をしていても、商売相手が企業のトップだろうが肉体労働者だろうが、若かろうが中高年だろうが、低所得者だろうが大富豪だろうが、世間は著名人の動向に左右され、その影響はもはや避けられないところまで来ている。

自分の事業に関連する市場で、限られた地域の限られた人たちの間ででも構わないから、ある特定の分野で知られた存在になればいい。狭い分野であればあるほど、有名になるのは簡単だ。

お金持ちの人は1位が大好き。
なぜなら、1位になることで地位も富も得られるから。

お金持ちの人はお金稼ぎが上手ですが、そのやり方には特徴があります。

それはどんなに小さい市場でも1位になること。

2位じゃダメなんです。笑

ニッチ分野でも1位に立てば、その界隈にいる人からは注目されます。

「○○といえばあの人」となるため、知名度は上昇、それによって商品やサービスが売れていきます。

あるいはそもそもの競合がいない「ブルーオーシャン」と呼ばれる分野を見つけることも、お金持ちの人は得意。

ライバルがいないのですから、順位は1位だけ。これは希少性という点でお金持ちになりやすいです。

 

お金持ちは自己投資が好き

富は世の中で価値を認められたものについてくる。もっと富を得たいなら、より値打ちのある自分にならなければいけない。

自分の事業や顧客に、より価値のあるものを差し出すのが先決だ。自分自身の値打ちを高めれば、おのずと富を引き寄せられるようになる。

投資というと株や不動産のことを考えてしまいがちですが、お金持ちにとっての投資は意味が違います。

彼らお金持ちにとっての投資とは、読書なども含まれます。いわゆる自己投資というやつです。

読書に費やした数千円は、1年後2年後には数百万数千万になって返ってきます。場合によっては億いくことも。

それはお金持ちは自分で商売をしているからで、読書で得た知識を使って商売をすれば数百万を稼ぐのも不可能ではありません

そのためお金持ちは本を買うなど、自分への投資が大好きです。

テレビなどのマスメディアではあまり言われませんが、自己投資は株や不動産に比べて圧倒的に利回りが大きく、数千パーセントも普通にいきます。

数パーセント十数パーセントの投資が世の中で言われるなか、読書で得た知識を使えば数千パーセントの利回りが実現可能なのです。

だからお金持ちは教育や読書にお金をつぎ込むのであって、自己投資という最高に利回りがいいお金の使い方をしているのです。

 

お金持ちの人間関係の作り方

周りにいるすべての人は、自分に力を与えてくれるか、力を奪う存在のどちらかであって、その中間はいない。力を供給するか消費するか。同胞か敵か。黒か白か。どちらか一方だ。

人の時間を奪ったり、無駄にしたりする人間も妨げになる。私は、この類の人間を「時間の吸血鬼」と呼んでいる。従業員や業者だけでなく、顧客が吸血鬼になる場合もある。

お金持ちの人間関係の作り方は、一定の法則のもとに行われます。

それは「自分にとってメリットがあるかどうか」。

そのなかでも時間を大切にしてくれる人は優遇し、時間にだらしない人からは距離を置きます。

お金持ちがお金持ちになれたのは、そのような人間関係の作り方をしてきたから。

自分にとって重要な人との付き合いを重視したから成功してお金持ちになれたのであり、何も考えずに人間関係を構築しているわけではないのです。

大半の人が友達を増やそうと付き合いを広げる一方で、お金持ちになる人は自分のためになる人脈を重視して人と付き合います。

あなたがお金持ちになるためにやるべきことのひとつもこれで、遅刻や陰口に時間を使う人とは付き合うべきではありません。

お金持ちが時間にシビアなのにも理由があり、自分の時間をムダ遣いしたくないからなのです。

 

お金持ちはお金が大好き

富が無限にあれば、「取り分」なんて考える必要はない。誰でも富を際限なく手に入れられるのだから、富が底をつくことはない。あなたも他の人も取れるだけ引き寄せればよい。

起業家に問われるのは、自分の事業の売り上げと利益と価値を最大限に高めることなのだ。

人間関係、時間の使い方、お金の使い方などでお金持ちには共通点がありますが、何よりお金が大好きというのはお金持ち全員の共通点です。

お金が好きじゃないとお金稼ぎに消極的になってしまいますし、お金の使い方も稼ぎ方も進んで学ぶことができません。

彼らは「お金が好き」という自分の気持ちに正直になったからお金持ちになれたのです。

日本にはお金が卑しいという風潮が存在しますが、それはあくまでもみんなが儲けないように作られた風潮。

実際にはお金は人の役に立つことをした人に対価として与えられ、お金は卑しいどころではなく尊いのです。

お金儲けが卑しいというのはある種のバリアみたいなもので、お金持ちになるには「お金が信用を表す」という真意に気づく必要があります。

 

まとめ:億万長者の考え方がわかる1冊

お金持ちの思考回路について事細かに解説され、書いてあることを実践すればあなたも成功者の仲間入りをすることでしょう。

たとえ凡人でも、お金持ちの思考を理解すれば成功して億万長者になれます。

お金持ちになるうえで、この本は数多くのヒントを与えてくれることでしょう。

お金を稼いで人生を変えたいという人にオススメの1冊です。

億万長者のお金を生み出す26の行動原則
ダン・ケネディ
ダイレクト出版

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