人間関係とコミュニケーションの教科書

はたらくあなたに伝えたい、人間関係の知恵とノウハウ

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加工肉がヤバいって言われても私は食べます。だって美味しいですから。

   


WHO(世界保健機関)によって加工肉にガンのリスクがあることが発表された。業界は反発しているが、そもそも話ソーセージやベーコンが大量に消費されている以上、発表による影響はそこまで大きくないものと思われる。この件が教科書に載って語り継がれるとしても、結局はみんな美味しいものに走るだろう。かくいう筆者も食の安全などほとんど気にしていない。

みなさんは普段、食の安全というものをどれくらい意識するだろうか。おそらく「ニュースで流れると意識するが、買い物ではあまり意識しない」というのが大半だろう。BSE牛問題など、国によって措置がとられない限り買わなくなくなることはない人は多いはずである。実際のところ、安全性というものは目の前で言われない限り意識されず、人々は味やブランド、値段で買い物をするのである。どの国に行こうが、安全かどうかなんてどうでもいいというようなものさしだらけである。実際、テレビやネットで飲食店が取り上げられるとダイエットをほっぽり出して行列に並ぶ人は数え切れないほどいる。

筆者も食の安全というものはあまり意識しておらず、美味しいかどうかで判断するタイプの人間である。実家に帰ると料理が待っているのだが、そこでは極端に塩分が高かったり脂っこいものが大量に出てきたりする。また筆者はよくラーメン二郎に行き、当然のように全増し増しである。チャーシューに醤油(?)をかけたりもする(!)。こんな筆者でも今のところメタボや高血圧といった診断結果は一回もない。世間では健康に悪いなどと言われているが、筆者としては知ったこっちゃないというところである。あくまでも判断基準は美味しいかどうかであって、健康への影響はどうだとか外国産だから危険だとかいったことには興味がない。

 

メディアに遊ばれている!?

何かが危険だ、何かが安全だということはよくメディアで報じられ、結論がひっくり返ったりすることもよくある。結局のところ、メディアが記事のネタとして健康問題を扱っているに過ぎないのである。特定の食べ物を食べた人が病気になるとしても、元の生活スタイルなど他の部分に原因があることも多い。マクドナルドの商品に不純物が混入しているといった情報が一時期流れたが、あれはマクドナルドを敵対視する企業や人物が流した可能性が高い。システム的・物理的に考えて到底ありえないことである。そのような情報がツイッター上で飛び交っている時期にも筆者はいつものようにハンバーガーやチーズバーガーを食べていたが、不純物が入っていたということは全くない。

人々が情報に注目するのは、非日常がそこにあるからである。普段はあんなにいい物が悪い!?などというタイトルや記事はギャップを利用したものであり、本質的にはどうでもいいような内容ばかりである。何かを悪とするイデオロギーを大勢の人が持っているということに書き手は気付いていて、注目が集まるということも想定済みである。つまり、確信犯である。

 

食べたいものを食べればいい

僕のいた時間という三浦春馬主演のドラマが以前放送されていた。後半の方で、ハンバーグを食べると器官が詰まって命の危機があるにもかかわらず、患者は美味しいからハンバーグを食べたいと言った。目の前の美味しい食べ物が自分の身体にとってとても危険だとしても、それを食べたいと言ったのである。

今、あなたの目の前に美味しいステーキがあるとする。しかしそのステーキはとてもカロリーが高く、メタボになる可能性を高めるとする。そのような状況下において、あなたはそのステーキを食べるだろうか。

私なら迷わず食べるだろう。メタボになったところで何だ、運動すればいい。元々筋力があるのだからすぐに落ちる。そもそも大半の場合、半日あれば食べた分が全部消費されてしまう。食べないという選択肢はない。

結局のところ、ある食べ物が危険だというニュースを見て考えをコロコロ変えるという人は、権力者に遊ばれているのである。そのような人々が思う安全というものは安全ではなく安心である。もしあなたがそのようにして買い物しているとすれば、安全ではなく安心を買っているのである。逆にこの事実に気付いてしまえば自分なりの判断基準が持てるようになり、より楽しいグルメライフを過ごすことができる。

SNSで食べ物が危険だ、太る原因だと言われても、みなさんはそこまで気にする必要はない。健康への影響は驚くほど小さい。現に、不健康の代名詞と言われるものを常習的に食べている筆者でさえ健康診断に引っかからないのである。だからみなさん、

好きなものを好きなだけ食べましょう!

 

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