いい感じに会話ができる3つのコツ
2016/09/11
日頃誰かと会話をする際、つぎの3つのことに気をつけるとうまくいく。
話すのが苦手という方はためしてみて欲しい。
一つ目は聞き手に回ることである。 別名、バキューム話法とも(笑)
これは多くの書籍でも言われていることだが、喋り続けるよりは相手の話を聞く姿勢になった方が相手としては嬉しい。
人は自分のことを喋りたがる生き物なので、相手から吸い出すように話を聞くと花を持たせることができる。
自分のことばかり喋りたがる人というのは大抵価値の無い情報しか持っていない。
それもそのはず、喋るだけで相手の話を聞かないからである。
いい情報を手に入れるには相手に情報を出させる必要があるし、そのためには相手に自分を信用してもらわなければならない。
聞き上手は話し上手なのだ。
二つ目は相手を疑うことである。つまり、性悪説に立って話を聞くということである。
このことは一つ目と違ってあまり本に書かれていない。
私は基本的に人を信用しているわけではない。
信用するとしてもせいぜい50パーセントぐらいまでで、最終的な判断は自分で決めるという考え方である。
人に何かを頼んだところで期待通りに物事が進むとは限らないし、誰かに物事を頼むとしても責任を負うのは自分なので、100パーセント人に依存するというのは危険な考え方だ。
相手にうまく伝わらないという場合もあるので、うまくいくという前提で話を進めてはいけない。
誰かに頼んでうまくいかなかった場合、悪いのは頼んだあなたである。最終的に頼れるのは自分だけである。
三つ目は肝心な部分を秘密にすることである。
これもあまり本に書かれていない。
これは筆者の周りの人がやっていたことで、重要なところをクイズ形式にすることなどで話を面白くすることができる。
自分の未熟なところを突かれたとしても「秘密です」といって隠せばいいので、この方法は案外使える。
この話法は相手に喋ってもらうことができるので、インタラクティブな会話にできるという特長がある。
何も考えずに話してしまっては一方的な会話になってしまう。
そこでこの話法で相手とのやり取りを増やせば、相手に面白いと思ってもらうことができる。
「何県出身?」「当ててみてください。ヒントは…」などといった話し方をすることで、会話のキャッチボールが自然と出来てしまう。
会話自体もやわらかいものになるので、いいことづくしである。
以上、3つのコツをあげた。
会話が苦手だった筆者もこれらのことをやっていくうちに人と話すのが楽しくなってしまった。
日常のコミュニケーションに困っている人は試してみてはいかがだろうか。
話すたのしさが倍増すること間違いなしだ。